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「家のお墓」として納骨堂や室内のお墓を購入するときに気をつけたい3つのポイント

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丁寧な供養をしたいシニア世代に納骨堂をおすすめする4つの理由。」では、東京都内在住の方で、お墓を家の近所に持ちたいと考えている人に納骨堂の特長についてご紹介いたしました。

この記事では、納骨堂(室内のお墓)に興味を持った方が、家族のためにお墓を購入する際に、必ず確認してほしいポイントを3つにまとめてお伝えいたします。

 

 

ポイント1:何人まで入れるか?

一口に納骨堂(室内のお墓)といっても、いろいろなタイプがあります。ご遺骨一体につき○万円、ご遺骨2体まで収められて■万円、という納骨堂の場合、一人、または夫婦で入るのであればかかる費用は額面通りです。しかし家のお墓として子供達も入ることを想定していたり、田舎のお墓を墓じまいして遺骨を移すことを考えるのであれば、このタイプの納骨堂の場合、そのご遺骨の数だけ費用が掛かることになります。そうなると、「おススメする4つの理由」の「4」の利点がなくなってしまうので、「何体納骨するのか」を念頭に置いておきたいものです。

なお、東京都港区赤坂一ツ木陵苑にある自動搬送式納骨堂「威徳寺赤坂一ツ木陵苑」の場合、一つの厨子に骨壺は最大3体、遺骨を供養袋に移した場合は8体まで納骨でき、94万円(2020年2月現在)です。墓じまい等で遺骨が多い場合でも、境内に遺骨を納め永代供養をします。

こうした、多数のご遺骨を納められるタイプの納骨堂もありますので、家のお墓として、また墓じまいの遺骨の移転先として納骨堂(室内のお墓)を検討しているのであれば、こちらのタイプを検討すると良いでしょう。

 

ポイント2:宗旨宗派は?

納骨堂に限らず、お墓の利用者の基準は、経営主体と同じ宗派の信者でなければ使用できないというところもあれば、これまでは別の宗派でも、利用するにあたり改宗すれば受け入れる、というところもあるなど、経営主体の方針により、大きく異なります。

チラシには、「宗旨宗派不問」と書いてあっても、実際に見学に訪れて説明を聞いたらどの宗派でも入れるわけではなかったり、宗旨宗派問わず購入はできても、菩提寺の僧侶を読んで納骨堂内で法要を行うことはできない、といった制約があるところもあります。

家族で利用するのであれば、納骨して終わり、ということにはならないでしょうから、いざ利用するとなった段階で話が違うということにならないよう、検討時によく調べ、不明点がありましたら見学時に現地のスタッフに確認することをおすすめいたします。

 

ポイント3:永代供養がついているか

納骨堂(室内のお墓)には納骨期間があるところと、管理費を払い続ける限りずっと使い続けられるものの2つのタイプがあります。前者であれば納骨期間が過ぎたら、後者であれば管理費の支払いが滞り、管理者を探しても見つからなかった場合に、所定の手続きを経た後に遺骨はお寺の合祀墓に移され(合祀)、お寺で永代供養されます。

永代供養にこだわるのであれば、合祀墓の場所を確認し、日々どのような供養をされているのか経営主体のお寺に聞いてみると良いでしょう。

なお、最近は公営霊園にも納骨堂や室内墓が増えてきていますが、公営霊園の経営主体は自治体なので「永代供養」はなく、納骨期限が到来したとき、または管理費が支払われなくなり、管理者が取れなくなったときには、所定の手続きを経て遺骨は合祀墓に移されるだけです。

 

 

今まで代々使っていたお墓が外の墓地だと、室内でお墓参りすることは、ピンとこないかもしれません。しかし、これから先自分の手で供養をし、ゆくゆくは子供達に継いでもらうことを考えたら、経済的・体力的な負担を軽減できる納骨堂は選択肢の一つとしておススメできます。 まずは、一度足を運んでみてはいかがでしょうか。

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