カテゴリ
タグ
  1. TOP
  2. お葬式
  3. お墓
  4. 終活
  5. 神奈川県内のペット葬儀・火葬・お墓ガイド|費用・霊園・火葬場情報まとめ

神奈川県内のペット葬儀・火葬・お墓ガイド|費用・霊園・火葬場情報まとめ

  • LINEで送る
  • このエントリーをはてなブックマークに追加

今や、家族の一員、それ以上の存在であるペット。ゆえに亡くなった時には家族と同様に丁寧に供養したいと考える人も少なくありません。
そこで、この記事では、神奈川県内でペットの葬儀を行う場合の葬儀の流れ、葬儀場・火葬場の場所、費用の目安、ペットのためのお墓について紹介いたします。

 

 

1. 神奈川県内のペットの葬儀について

神奈川県内では、ペットを家族同様に考える方が非常に多く、そのお見送りの形も多様化しています。
単に火葬するだけでなく、人間と同じように葬儀式を行い、丁寧にお別れをしたいというニーズが高まっています。

主な葬儀の流れ:

  • ご逝去・ご連絡: まずは落ち着いて、ペット葬儀社にご連絡ください。24時間対応しているところも多いです。
  • ご安置: ご遺体を清め、エアコン等を効かせた涼しい場所に安置します。保冷剤などでお腹や頭を冷やしてあげてください。火葬まではご遺体を冷却し続けることで、状態を保つことができます。
  • 打ち合わせ: 葬儀社スタッフと、火葬プラン(個別火葬、合同火葬、立会火葬など)、葬儀の形式、日程などを打ち合わせます。
  • 火葬場への移送: ご家族が直接斎場へ連れていく場合と、葬儀社がお迎えに来る場合があります。また、ご自宅に訪問火葬車が来て、そこで火葬からお骨上げまで行うといったサービス(訪問火葬)も増えています。
  • お通夜・告別式(オプション): 人間の葬儀と同様に、祭壇を飾り、お花やおやつをお供えし、読経を行うなど、お別れのセレモニーを行うことができます。ご自宅で行う場合や、葬儀社のホールを利用する場合があります。
  • 火葬: プランに沿って火葬を行います。
    • 合同火葬: 他のペットと一緒に火葬し、提携の動物霊園などに合同で埋葬されます。お骨の返還はありません。
    • 個別火葬: 単独で火葬します。
    • 一任個別火葬: 火葬からお骨上げまでをスタッフに一任します。お骨は骨壷に納めて返還されます。
    • 立会個別火葬: ご家族がお見送りから火葬、お骨上げまで全てに立ち会うことができます。
  • お骨上げ(個別火葬の場合): ご家族の手で、お骨を骨壷に納めます。
  • ご返骨・納骨・埋葬: ご自宅へ持ち帰る、ペット霊園の納骨堂や個別墓地に納める、散骨するなど、ご希望に合わせた供養方法を選びます。

この後で紹介する、自治体が運営するペット火葬場に火葬を依頼する場合は、この限りではありません。
詳しくは、「3.神奈川県内でペットの火葬ができる火葬場」をご一読ください。

 

 

2. 神奈川県内でのペットの埋葬方法

 

火葬後のお骨をどのように供養するかは、飼い主様にとって大切な選択です。神奈川県内では、土地の制約もあり、いくつかの方法が考えられます。

  • ペット霊園・納骨堂への埋葬/納骨:
    神奈川県内には多くのペット霊園があり、個別のお墓を建てたり、共同墓地に埋葬したり、納骨堂に預けたりすることができます。
    年間管理費がかかる場合が多いですが、定期的にお参りできる場所があるという安心感があります。
  • 自宅の庭への埋葬(火葬後):
    ご自身の所有地であれば、火葬後のお骨を庭に埋めることは法的に問題ありません。
    ただし、ご遺体のまま埋葬するのは、衛生面や法律(廃棄物処理法に抵触する可能性)から推奨されません。
    必ず火葬してから埋葬しましょう。
    深く掘り、土に還りやすいように木綿の袋などに入れて埋めるのが一般的です。
  • プランター葬:
    庭がない場合でも、大きめのプランターにお骨を埋め、その上にお花や木を植えて供養する方法です。
    ベランダなどで手軽にでき、いつもそばに感じられるというメリットがあります。
    火葬後に行う事で、想定されるトラブルはほぼ防げます。
  • 散骨(火葬後):
    お骨を粉末状(粉骨)にして、海や山などに撒く方法です。
    専門業者に依頼するのが一般的で、節度を守り、他の方の迷惑にならない場所を選ぶ必要があります。
    神奈川県内では条例で規制されている場所もあるため、事前に確認が必要です。
    海洋散骨の場合は、船で沖合に出て行います。
  • 手元供養:
    お骨を自宅に持ち帰り、仏壇や専用のメモリアルコーナーを設けて供養する方法です。
    可愛らしい骨壷や、お骨の一部を納められるメモリアルペンダントなども人気があります。

上記の通り、様々な方法があります。埋葬・納骨方法はご家族皆様でよく話し合い、納得のいく形を選ぶことが大切です。

 

3. 神奈川県内でのペットの火葬ができる火葬場

 神奈川県内には、自治体の運営するペット火葬場や、ペット火葬を受け入れる火葬場が複数個所あります。

神奈川県内には、公営の専用火葬場を設けている自治体があります。

自治体が運営するペット火葬場や、自治体の火葬場でのペット火葬は、比較的料金は安価に設定されていますが、利用可能なのは、市民のみだったり、火葬に立ち会えなかったり、火葬日の指定ができなかったり、大型のペットの受け入れはできないといった制約があります。
また、火葬場でペットの火葬を受け入れているところでも、遺骨を受け取れない場合もあるので、お墓に納めてきちんと供養をしたい、遺骨を手元に残しておきたいと考える人は、お住まいの自治体のペット火葬についてあらかじめ確認しておくことをおすすめします。

民営のペット火葬場の場合、火葬に必要な費用は、ペットの種類や大きさに加え、火葬場にご遺体を預けて火葬してもらうか、火葬に立ち会うか等により異なりますが、2万円~9万円程度が目安です。

ペット火葬場には、固定炉を持つ施設と、訪問火葬車で対応するサービスがあります。
公営のペット火葬場に比べて、民営の場合はご家族のご希望に合わせ柔軟な対応をしてくれるところが多いです。
どのようにペットを見送りたいかをふまえ、選択しましょう。

 

4. 神奈川県内でのペットの葬儀式場

 

ペットの葬儀(お通夜や告別式など、火葬前のお別れのセレモニー)を行う会場は、いくつかの選択肢があります。

ペット葬儀社の自社ホール・斎場:

多くのペット葬儀社は、自社で専用のセレモニーホールや斎場を所有しています。
祭壇を飾り、お花やお供え物をし、人間と同じような形式で葬儀を執り行うことができます。
僧侶を招いて読経を依頼することも可能です。
スタッフが常駐しているため、準備や進行もスムーズです。

ご自宅:
住み慣れたご自宅で、リラックスした雰囲気の中でお別れをしたいと希望される方も多いです。
ご家族も時間を気にせず、心ゆくまでお別れができます。
葬儀社によっては、ご自宅に簡易的な祭壇を設営してくれるサービスもあります。
ペットの葬儀を受け入れている寺院:

一部のペット葬儀社は、提携している寺院の本堂などを葬儀会場として利用できる場合があります。
厳かな雰囲気の中で、手厚い供養を希望される方に向いています。

火葬場併設のセレモニースペース:
火葬場によっては、火葬前にお別れをするための小さなセレモニースペースが設けられていることがあります。
本格的な葬儀というよりは、火葬炉に送る前の最後のお別れの場として利用されます。

葬儀の規模や内容、ご家族の希望によって最適な会場は異なります。
どのような形でお見送りしたいかを葬儀社に相談し、適切な会場を提案してもらうのが良いでしょう。

 

5. 神奈川県内でのペットのお墓

 

火葬後のお骨を供養するための「お墓」にも、様々な形があります。

ペット霊園の個別墓地:
人間のお墓と同じように、個別の墓石を建てて納骨するタイプです。
デザインも様々で、ペットの名前や写真、メッセージなどを刻むことができます。
定期的な管理費が必要となる場合が多いです。
ペット霊園の合同墓地(合祀墓):
他の多くのペットちゃんたちと一緒に埋葬される共同のお墓です。
個別の墓石はありませんが、霊園によっては共同の慰霊碑などがあり、そこにお参りする形になります。
費用を抑えたい方や、他の子たちと一緒で寂しくないように、と考える方に選ばれます。
納骨堂:
屋内施設に設けられた、お骨を納めるための棚やロッカー形式のものです。
天候に左右されずお参りができ、管理も比較的容易です。
個別タイプや合同タイプがあります。
都心部ではスペースの制約から、この納骨堂タイプが主流になりつつあります。
樹木葬・自然葬:
近年注目されている形で、墓石の代わりに樹木をシンボルとして、その周囲にお骨を埋葬する方法です。
自然に還るイメージがあり、環境にも配慮した形と言えます。
ペット霊園によっては、専用の樹木葬エリアを設けているところもあります。
手元供養(自宅供養):
お墓を設けず、お骨を自宅で保管し供養する方法です。
専用の小さな仏壇やステージを設けたり、リビングの一角にメモリアルコーナーを作ったりします。
いつもそばに感じていたいという方に選ばれます。
お骨の一部をアクセサリーにして身に着ける方もいらっしゃいます。

ペット専用のお墓だけではなく、横浜市旭区にある鶴ヶ峰霊園の「永代供養墓「スズラン」のように、飼い主とペットが一緒に入れるお墓もあります。
立地、環境、管理体制、費用などを総合的に比較検討し、ご家族がペットにとって最良と思える場所を選びましょう。

ペットとのお別れは、何度経験しても辛いものです。
しかし、心を込めてお見送りすることは、深い悲しみを乗り越え、温かい思い出として心に刻むための大切なプロセスです。
ご家族でしっかりと考えて、納得のいく形で進めてあげてください。

関連キーワード

特集


終活について全てわかる新しい終活本が好評発売中です。

終活をする世代にとっても、その家族にとっても役立つ情報が満載の一冊です。
終活が気になっているという方は、各地の書店をはじめ、Amazon、楽天でもお取り扱いがございますので、ぜひご一読ください。

ニュース

最新情報やお役立ち資料を自動受信

登録する(無料)

最新記事

イベント情報