カテゴリ
タグ
  1. TOP
  2. お葬式
  3. 終活
  4. 葬儀費用、会場、家族葬か一般葬か…葬儀トラブルを未然に防いで、後悔のない葬儀をするために知っておくべきこと

葬儀費用、会場、家族葬か一般葬か…葬儀トラブルを未然に防いで、後悔のない葬儀をするために知っておくべきこと

  • LINEで送る
  • このエントリーをはてなブックマークに追加

葬儀を出すということは人生に何度も経験するものではありません。それゆえ分からないことも多く、終わってみて「これで良かったのか…?」と疑問を抱く人が少なくありません。
実際、国民生活センター(PIO-NET)に1年で寄せられる葬儀に関するトラブルが年々増加しています。どのような葬儀のトラブルが多いのか、トラブルの無い葬儀をするには何が必要なのかについてご紹介します。

そこで、葬儀トラブル回避のために、知っておくべきたった1つのことをご紹介します。

 

 

葬儀トラブルは増加中!ではどんなトラブルが多いのか?

超高齢化時代を迎え、葬儀の件数が年々増えています。それに伴い、葬儀に関するトラブルも増加中です。
国民消費者センターに寄せられる葬儀に関するトラブルの件数も、5年程前は600件程度でしたが、近年は大幅に増加しています。
国民生活センターウェブサイトより

葬儀に関するトラブルとして、消費者相談センターに寄せられたトラブルには、下記のようなものがあります。


  • インターネットで展開される葬儀紹介サービスに関するトラブル:一括サイトで葬儀場のパンフレットを取り寄せ、綺麗な建物の寺に申し込みをしたが、実際の葬儀場は写真と異なる古い寺で、パンフレットの写真は葬儀を行わない別の建物だとわかった。
  • 葬儀費用に関するトラブル:葬儀業者のホームページを見て連絡し、説明を受けて契約したところ、ホームページ記載の金額よりも高額になった。不満だ。
  • 葬儀費用・内容に関するトラブル:祖父が亡くなり葬儀をしたが、葬儀会社からよく説明されず余計なオプションを付けられた。サービスの質も悪すぎる。返金希望だ。
  • 家族葬に関するトラブル:義父が突然亡くなり、病院からすぐに遺体を引き取るように言われ、電話帳に広告を出している葬儀社へ連絡した。遺体を運んでもらうとそのまま葬儀プランについて話し合った。「家族葬でお願いしたい」と伝えたが、一般葬を強く勧められ、最後は精神的な疲れもあり、根負けして約150万円の契約をした。葬儀は終わったが、お金がなく費用を支払うことが出来ない。

国民生活センターウェブサイトより

こうした葬儀のトラブルが増加しているのには、どうしてなのでしょうか?その理由の一つとして、「葬儀についての十分な知識や準備がない」ことが挙げられます。
「葬儀のことを事前に考えるなんて縁起が悪い」と思う人は、いまだ少なくありません。でも、葬儀は納得がいかなかったからといってやり直しができるものではありません。だからこそ、きちんと対策すべきなのです。
では、葬儀のトラブルを未然に防ぐために、何が必要なのでしょうか?

 

 

葬儀のトラブルを防ぐには、何をしたら良いのか?

葬儀のトラブルを回避するためには、「葬儀について知る」ことが大切です。

具体的には「葬儀社に相談する」ことです。

かつては、近所の人や親戚の人が手伝って葬儀を出していましたが、今は遺族だけで葬儀を出すことが殆どなので、地域のしきたりやお寺さんの手配など、分からないことを聞く宛てがありません。一方、葬儀社はさまざまな規模の葬儀を手掛けているので、葬儀に関する知識・経験共に豊富です。

事前相談は、どの葬儀社でも受け付けてくれるものですが、断られるのが心配な場合は、株式会社ニチリョク(https://www.nichiryoku.co.jp/business/sougi/)のように、事前相談に対応することを明記している葬儀社を探して依頼すれば安心ですね。

また、葬儀の相談をしたからといって、葬儀を依頼しなければいけないというわけではありません。複数の葬儀社に事前相談をして、比較検討をするのも良いでしょう。

それでも「葬儀を依頼するわけでもないのに、直接相談するのはハードルが高い」という方は、葬儀について学べるセミナーに参加してみてはいかがでしょうか。
株式会社ニチリョクでは、定期的に葬儀について学べるセミナーを開催していますので、近くの会場で開催される場合は、参加してみると良いでしょう。また、最近では自治体による終活セミナーで葬儀について取り上げることもあります。自治体の広報誌やホームページ等で情報を調べてみましょう。

 

 

相談のしかた…何を聞く?

osoushiki_shinpai.png

葬儀のことを知るために、相談をするのですが、「何が分からないのか分からない」という方もいらっしゃることでしょう。

そのような方のために、質問例を以下に挙げます。「これは聞いてみたいな…」というものがあったら、相談のきっかけとして、投げかけてみてください。

葬儀の事前相談での質問例

  • 家族葬とはどんな葬儀ですか?
  • 直葬とは何ですか?
  • 一般葬・家族葬・直葬の違いは何ですか?
  • 利用できる葬儀式場はどこですか?
  • 火葬場はどこを利用するのでしょうか?
  • 葬儀の費用はどれぐらいかかりますか?
  • 葬儀に必要なものは何ですか?
  • 前もって用意できることはありますか?
  • お寺さんへのお布施はどうしたらよいでしょうか?
  • 自宅の近くに葬儀が出来る場所はありますか?
  • 遠方の親戚が葬儀に参列する場合、どこで葬儀をするのが良いでしょうか?
  • 自宅で葬儀はできますか?

「こんなこと聞いても大丈夫かな…」と不安に思うこともあるかもしれませんが、葬儀社のスタッフは、葬儀の相談や打ち合わせでさまざまな人に出会っているので、どんな質問に対しても、丁寧に答えてくれるはずです。話をしているうちに、信頼できるスタッフにも出会えることでしょう。

葬儀のトラブルを未然に防ぎ、後悔のない葬儀を実現するために欠かせない葬儀の事前相談。元気なうちに、取り組んでみてください。

関連キーワード

特集


終活について全てわかる新しい終活本が好評発売中です。

終活をする世代にとっても、その家族にとっても役立つ情報が満載の一冊です。
終活が気になっているという方は、各地の書店をはじめ、Amazon、楽天でもお取り扱いがございますので、ぜひご一読ください。

ニュース

最新情報やお役立ち資料を自動受信

登録する(無料)

最新記事

イベント情報