終活を考えている人必見!無料で始めるエンディングノート【ダウンロード版あり】
「もうそろそろ、終活を始めたい、でも何から手を付けたら良いのか、分からない」と思ってはいませんか?そのような悩みをお持ちの方におススメするのが、「エンディングノート」です。
ここでは、終活をサポートしてくれるエンディングノートについて、詳しくご紹介いたします。
終活を始める前に知っておきたい、エンディングノートとはどんなもの?
「エンディングノート」とは、万が一のときに備え、家族や親しい人に知っておいて欲しいこと、自分自身の希望を記入し、残された人に届けるための覚書がまとめておけるノートです。
2000年代後半にはエンディングノートは登場していましたが、2011年に砂田麻美監督によるドキュメンタリー映画「エンディングノート」が公開されヒットしたことで、その存在がより知られるようになり、その後の終活ブームによりエンディングノートを書くことが終活の一環としてとらえられたことでさらに広まりました。
エンディングノートの項目には、以下のようなものがあります。
- 自分自身の情報
- 氏名
- 生年月日
- 出生地
- 本籍地
- 居住地
- 学歴・職歴
- 免許・資格・受賞歴
- 趣味・特技・好きなもの
- 訪れたことのある場所(国内・海外)とその思い出
- 自分の家族について
- 家族との思い出
- ご先祖様について
- 終活について
- 自分の法定相続人
- 遺言書の有無とその保管場所
- 自分の家系図
- 自分の財産(預貯金・不動産・保険・株式 等)
- かかりつけ医の情報
- 居住地の地域包括支援センターの情報
- リビングウィル・臓器提供意思表示
- 葬儀について(宗教葬か無宗教葬か・参列者の数・遺影として使ってほしい写真・依頼して欲しい葬儀社の連絡先
- 家族・友人へのメッセージ
- 危篤・葬儀時の連絡先リスト
- お墓・仏壇のこと
これらの内容を含むエンディングノートのPDF版を、下記のボタンより入手することができます。無料ですので、まずは内容を確認してみてください。
終活のガイドとして使えるエンディングノート
前段でご紹介した通り、エンディングノートの内容は、書く人自身の過去・現在の情報に加え、将来の要望、人間関係まで幅広く網羅しています。
また、終活の重要項目である葬儀・お墓・相続・介護・終末期の看護についての項目もあるので、それぞれの情報を収集し、判断・決断、その内容を書きこんでいくことで、終活として必要なことを進めていけるようになるのです。
終活をしたいけど、一体何をしたらよいのか分からない方は、まずはエンディングノートを入手して、中身を見てみるところから始めてみましょう。
無料のものも!エンディングノートの入手方法
エンディングノートを入手するには、いくつかの方法があります。
- 店舗やオンラインストアで購入する
- エンディングノートは、書店または文房具店で購入することが可能です。書店で販売されているものは書籍として販売されているので、終活に関する情報が細かく記載されているので、読み物として役に立つ一方で、体裁が書籍なので実際には書き込みにくいものも多いです。
一方、文房具店で販売されているものは、文房具メーカーによってつくられており、ノートとして書き込みやすいものが多いです。 価格帯は1000円程度のものが多いですが、遺言書や保険証券等をまとめておけるファイルがセットになったものだと5000円以上するものもあります。 - 自治体で配布されているものを入手する
- 最近では、高齢者対策として独自のエンディングノートを配布する自治体が増えてきています。有料配布のところもありますが、有料でも市販のエンディングノートに比べるとずっと安価です。 無料の場合は、その市区町村に居住している人のみ提供しているところもあります。詳しくはお住まいの市区町村の福祉課や地域包括支援センター等にお問合せください。
- 【無料版もあり】スマホアプリをダウンロードする
- 最近は、エンディングノートのスマホアプリも存在します。いつでもどこでもエンディングノートを書ける、内容の書き換えが楽というメリットがある一方で、その中に書かれた情報を見るには数万円の費用がかかるアプリがある、アプリのサービス提供が終了する可能性があるi、PhoneのみまたはAndroidのみ提供のアプリもあり、機種変更してしまうと使えなくなるというデメリットもあります。
- 【無料】無料配布されているエンディングノートを入手する
- 各地で行われる終活に関するセミナーやイベントでは、無料でエンディングノートを配布していることがよくありますので、そのような催しに参加したときに、エンディングノートがないかどうか、チェックしてみてください。
近所でそのような催しは行われないみたい、という人もご安心ください。本サイトでは、エンディングノートをPDFで提供しています。下記ボタンより無料でダウンロードできるので、まずはここから始めてみるのはいかがでしょうか。
エンディングノートの書き方
エンディングノートを入手、ここからが終活の始まりです。でもそんなに気張る必要はありません。できるところから手を付けていきましょう。 もし、どこから手を付けて良いか分からない…という方に、書き進め方モデルケースをいくつかご提案いたします。
エンディングノートの書き方1…分かるところから書いていく
「始める前に知っておきたい、エンディングノートとはどんなもの?」で紹介した項目の中から、現時点でわかっている部分から書きこんでいきましょう。例えば、名前や生年月日、出生地や現在の居住地ならば、すぐに書くことができます。
エンディングノートの書き方2…伝えたいことから書いていく
エンディングノートをつくる大きな目的のひとつは、家族や親しい人にメッセージを残すことです。身近な存在であればあるほど、感謝の気持ちを伝えることはなかなかしないものです。そこで、今までの思い出を振り返るとともに、いつもは改めて口にしない「ありがとう」をエンディングノートに書いてみましょう。
エンディングノートの書き方3…終活をしながら書いていく
エンディングノートには、葬儀やお墓のこと、相続のことや介護のことなどについて書く欄が設けられています。これらは、すぐに書きこむことはできません。むしろ、一つひとつ丁寧に情報収集をし、必要であれば専門家に相談をしながら決めていかなければいけないことばかりです。 例えば、葬儀。葬儀を出したことがある人であれば、短期間でさまざまなことを決めなければならない遺族の大変さは身に染みているのではないでしょうか。 遺影として使ってほしい写真や、葬儀に呼んでほしい人のリストを用意しておくだけで、遺族の負担は軽減できます。 なお、無宗教葬を希望して実際にそのようにした場合、お墓が寺墓地だと納骨を拒否される可能性があります。事前に確認した方が良いでしょう。 また、エンディングノートに遺産相続に関する意思を書いたとしても、法的効力はありません。法的効力のある意思表示には、遺言書の作成が必須です。
終活を始めるにあたり、まずエンディングノートを手にするのは、上手な終活を進める第一歩です。今日から始めてみましょう!