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エンディングノートを始める前に、知っておきたい4つのこと

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エンディングノートとは、「自分自身の人生と、周りの人へ伝えたいことを記すノート」です。葬儀やお墓といった供養のことから、家族に伝えたい感謝の気持ちやメッセージなど、幅広い内容を書き残すことができることから、終活といえばエンディングノートをイメージする人も多いのではないでしょうか。

今回は、そんな「エンディングノート」についてご紹介して参ります。

 

 

エンディングノートの中身

主に、自分自身について書き記すパートと、友人への連絡先、家族へのメッセージ等周りの人に伝えたいことを書くパートに分かれています。

自分自身について書くパートは、出生地や履歴、資格、受賞歴、好きなもの・こと、訪れたことのある場所・家族やご先祖様について等を書く欄が設けられています。これらを書きこんでいくことで、自分史が出来上がります。

一方、周りの人に伝えたいことを書くパートは、遺言書の種別や所在、法定相続人について、預貯金・保険等の所有財産、介護の希望、葬儀・お墓・供養について、葬儀の際に連絡してほしい友人の一覧等が設けられています。

これらの項目を書いていくうえで覚えておくべきなのは、「エンディングノートには遺言のような法的効力は全くない」ということです。エンディングノートに財産分与について書いたとしても、法定相続人には従う義務はありません。財産分与や相続についての具体的な内容は、別途遺言書を作成しなければならないのです。

 

終活の最初にエンディングノートを書くのが良い理由

終活を始めるにあたって、まずはエンディングノートを書くと良い、とよく言われています。 それは、エンディングノートを書いていくうちに、自分の人生や友人づきあい、身の回りのもの等の整理ができ、そこから身辺整理・遺言作成・相続税対策・葬儀の準備等、終活の具体的なステップへと踏み出していきやすくなるからです。

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エンディングノートを書くコツ

エンディングノートは最初から最後まで書こう!と気負う必要はありません。むしろ、書けるところ、書きたいと思ったところから手を付けていけば良いのです。 また、一度書いたものを、あとから見返して書き換えても問題ありません。
すでに製本されているエンディングノートに書くよりは、エンディングノートのデータをダウンロードして、そこに書き記していきバインダーにまとめ、書き換えたらそこを差し替えるようにすると、いつでも書き直しが出来るので、より気軽に始められるでしょう。

 

 

エンディングノートを手に入れるには

エンディングノート、というくらいなので、まずは文房具店にはおいてあります。しかし、どちらかというと書店の方が品ぞろえが豊富です。中には、 一冊のボリュームが大きくて、書く項目も多く、ぱっと開いただけで尻込みしてしまうようなものもありますので、手に取って中身が見られるようであれば、いくつか見比べた方が良いでしょう。
実は、このウェブサイトではエンディングノートのPDFデータを無料で入手することができます。 一番はじめに見るのであれば、こちらのページの一番左側にある「エンディングノート」が基本的な内容を網羅しているので、おすすめです。
「エンディングノートを書いてみようかな」と思い始めたのであれば、まずはここから始めてみるのも良いでしょう。 

 

エンディングノートの意味は、書いたものを家族に読んでもらい想いを知ってもらうこととともに、書きながら自分の人生を振り返り、伝えたいことを整理していくところにあると言えます。最初から完璧を求めず、じっくりと時間をかけて、気楽に取り組んでみてください。

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