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横浜市の葬儀で後悔しないために、知っておきたい斎場・葬儀式場・葬儀会館の選び方

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いざ葬儀を出すときに、「どこでやるか」はとても大切です。

葬儀の手配は限られた時間で行わなければならないので短時間で多くのことを決めることになりますが、事前に予備知識もなく決めてしまうと、斎場が気に入らなかったり、足の悪い遺族や参列者が移動に困ってしまったりして、後々まで悔やんだり、参列者からお叱りを受けることも。
葬儀は遺族が中心となって執り行うようになり、葬儀のことで頼れる人があまりいない今、あらかじめ葬儀について知っておくことは、納得できる葬儀のためには不可欠です。この記事では、横浜市で一般葬・家族葬・一日葬等を執り行う際の斎場の選び方についてご紹介いたします。

 

 

 

斎場(葬儀式場・葬儀会館)とは

斎場(葬儀式場・葬儀会館)とは、お通夜や葬儀、告別式などの儀式を行う場所です。斎場には、通夜・葬儀・告別式を行う広間のほか、遺体の安置、法要の会食、遺族が仮眠をとれる部屋などが備わっている場合もあります。また、斎場と火葬場が併設されている施設もあり、一連の儀式を同じ場所で行える利便性があります。斎場は、葬儀の進行をスムーズに行うための設備やサービスが整っており、遺族の負担を軽減する役割を果たします。また、斎場には、火葬場が併設されている場合もあり、葬儀から火葬まで一貫して行える施設も存在します。斎場の選び方は、故人や遺族の希望、予算、アクセスの良さなどを考慮して決定することが重要です。

 

横浜市の斎場の種類(公営斎場・民営斎場)・葬儀を施行できる場所(寺院・集会所・自宅)

横浜市の斎場には主に公営斎場、民営斎場があります。

      • 公営斎場:横浜市が運営している斎場です。
        横浜市営の公営斎場は、北部斎場・南部斎場・戸塚斎場の3か所あります。
        インターネット上で、公営斎場を自社専用のように謳っている葬儀社のウェブサイトが見られますが、公営斎場には指定の葬儀社は存在しないので、ご注意ください。
        メリット:比較的安価に利用できる。      
        施行できる葬儀社の制限がなく、希望する葬儀社に施行を依頼できる。
        デメリット:火葬場と併設されているため、アクセスが便利とは言い難い。
      • 民営斎場:民間企業が運営している斎場です。宗教法人の運営する斎場で、利用者の宗旨宗派を問わないところもここに含まれます。
        メリット:設備やサービスが充実していていたり、交通アクセスが便利であるなど、遺族や参列者にとって利用しやすい。ラステル久保山・新横浜のように、安置・面会施設が充実しているところもある。
        デメリット:利用料が高めなことが多い。
        施行できる葬儀社が限られている場合がある(葬儀社所有の会館の場合、他の葬儀社の施行ができないことが多い)。     
        家族葬用専用式場のように、規模によっては施行できない場合もある。
      • 公共交通機関でのアクセスが便利な一方で、火葬場からは離れている斎場も多い。

ラステル久保山・新横浜のように、通夜・葬儀まで数日待つ必要があるときに、いつでも故人様と面会ができる施設を備えている斎場もあります。
上記以外で葬儀ができる場所としては、寺院、集会所、自宅なども選択肢に含まれます。

        • 寺院:本堂での葬儀の施行は、檀家のみの場合が多いのですが、株式会社ニチリョクの「本堂葬儀」では、檀家でなくても寺院の本堂で施行が可能です。寺院によっては、宗旨宗派を問わず、他宗派の宗教者が導師を務める葬儀も施行な会館を運営しているところもあります。この場合、利用料は民営式場に準ずる程度の価格帯のことが多いです。
        • 集会所:団地の集会所や、町内会館などでも、葬儀の施行ができる場合があります。自宅の近くで葬儀をしたいが、斎場がない場合は確認してみると良いでしょう。
        • 自宅:自宅でも葬儀の施行は可能です。自宅での葬儀は会場費がかからない一方で、近隣住民に知られる可能性が高いので、家族のみで葬儀をしたい方や、多数の方の弔問を避けたい場合は、選択肢に入れない方が良いでしょう。

斎場にかかる費用

斎場にかかる費用斎場の利用費用は、施設の種類や場所、提供されるサービス内容によって大きく異なります。

横浜市営の斎場は、民営斎場に比べると、比較的安価で利用できます。

施設名; 横浜市内 他市町村(市外)
戸塚斎場 各室50,000円 各室75,000円
北部斎場 1室利用:各室80,000円
大ホール利用:220,000円
1室利用:各室120,000円
大ホール利用・330,000円

横浜市ウェブサイトより、


民営斎場は、安置施設や会食施設、仮眠設備等、設備やサービスが充実している分、費用が高くなる傾向があります。事前に利用を希望する斎場の利用料をはじめ、見積を取ることをお勧めします。

一般的に、葬儀には斎場の利用料に加えて、葬儀の進行に必要な物品・サービスの費用(祭壇設営、・遺体搬送、火葬費用など)がかかります。これは、集会所や自宅で葬儀を施行する場合でも同様です。事前に見積もりを取り、費用を把握しておくことが大切です。

 

斎場でできる葬儀の種類

斎場では、様々形式の葬儀が行えます。斎場で執り行える葬儀のタイプをご紹介します。

  • 一般葬:親族や友人、知人が多数参列する大規模な葬儀
  • 家族葬:近親者のみで行う小規模な葬儀。プライバシーを重視したい場合に適している。
  • 直葬:通夜や告別式を行わず、火葬のみを行うシンプルな形式

斎場の設備やサービス内容によって、対応できる葬儀の種類が異なるため、希望する葬儀形式に対応しているか事前に確認することが重要です。

 

斎場選びのチェックポイント

斎場を選ぶ際には、以下のポイントを押さえておきましょう。

  • 故人様や遺族の斎場に対する希望
  • 斎場の立地やアクセスの良さ(参列者が集まりやすいかどうか)
  • 斎場の設備やサービス内容
  • 希望する葬儀形式に対応しているか
  • 必要な設備が整っているか

いざ家族が亡くなり、葬儀を出さなければならなくなってから、葬儀社や斎場を調べ始めると、何を基準に選んで良いか分からなくなります。
そのような事態を未然に防ぎ、落ち着いて選択をするために、葬儀社や斎場について事前に知っておくことは大切なことです。
この記事で紹介したポイントを踏まえ、事前に相談や見学をしておくことをお勧めします。

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