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おひとり様の終活とは:その意味から背景、孤独死を防ぐためにしておくべきこと、進め方、専門サービスを解説!

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近年、「おひとりさまの終活」が注目されています。この記事では、「おひとり様の終活」とは何か、その必要性、具体的な取り組み、そして進め方について詳しく解説します。

 

 

おひとりさまの終活とは

「おひとりさまの終活」とは、配偶者や子供がいない方、または家族と離れて一人で生活している方が、人生の終わりに向けて行う準備を指します。
一般的に終活というと、エンディングノートの作成、財産の整理、葬儀やお墓の準備などが挙げられますが、後のことを任せられる人がいないおひとりさまの場合、これらに加えて生前の生活のさまざまな不安や、死後の対応についても考える必要があります。

 

 

おひとりさまの終活が近年注目される背景

おひとりさまの終活が、近年注目を集めるようになった背景としては、以下の3つの要因が挙げられます。

  1. 1. 少子高齢化と単身世帯の増加
    日本では少子高齢化が進み、高齢者の単身世帯が増加しています。
    総務省の「令和6年度高齢社会白書」よると、65歳以上の一人暮らし高齢者の数は男女ともに増加傾向にあり、昭和55年には65歳以上の男女それぞれの人口に占める割合は男性4.3%、女性11.2%でしたが、令和2年には男性15.0%、女性22.1%ととなりました。
  2. 2. 核家族化と家族のサポート不足
    かつては親子三世帯同居が一般的で、昭和55年には全体の半数を占めていました(「令和6年度高齢社会白書」より)。
    そのため、子世代が親世代の介護や死後の手続きを行うのが一般的でした。
    しかし、現在は核家族化が進み、そもそも子供がいなかったり、いたとしても別居していて、遠方に生活拠点を持つようになっていたりすることも少なくありません、。
    そのため、身近に頼れる家族がいない人が、いざというときに備えて準備するようになっています。
  3. 3. 孤独死の増加と社会問題化
    高齢者の孤独死が社会問題として取り上げられることが増えています。
    一人暮らしの高齢者が病気や事故で亡くなった場合、発見が遅れることが多く、賃貸物件のオーナーや行政が対応に追われるケースもあります。
    そのため、孤独死を防ぐためにも終活を早めに進めることが重要視されています。
  4. 4.「自分の最期をできるだけ自分で決めたい」という意識の高まり
    昔は「家族が最期を看取るのが当たり前」と考えられていましたが、今は「自分の死後のことは自分で決めておきたい」「家族や周囲に迷惑をかけたくない」と考え、終活を行う人が増えています。
    後のことを任せられる身内がいないおひとり様が、何もせずに亡くなった場合、その後のことは他人が対応することになるため、なおのことできる限り自分で準備をしておくことが大切です。
  5. 5. デジタル遺品や法的手続きの複雑化
    近年は、スマホやSNS、ネット銀行などデジタル遺品の管理が重要視されています
    。 家族がいれば、遺品整理を任せることもできますが、おひとり様の場合は自分で整理する必要があります。
    年金の受給停止や健康保険の資格喪失届、クレジットカードの解約、名義変更、遺産相続等死後の手続きは煩雑なため、遺言書や死後事務委任契約の準備が不可欠です。

 

 

おひとりさまの終活が必要とされる人

おひとりさまの終活は、以下のような方々に特に必要とされています。

  • 独身の方
  • 配偶者と死別・離婚した方:
    パートナーと死別や離婚により一人暮らしとなった方。
    現在はパートナーが健在であっても、将来的にどちらかが亡くなった場合、残された方が「おひとり様」となるため、おひとり様としての終活を視野に入れている人は少なくありません。
  • 子供がいない方
  • 子供が遠方に住んでいる方:
    子供が遠方に住んでいるため、日常的なサポートや、いざという時の対応で子供を頼れない方があてはまります。
    こうした方は、子供がいたとしても、老後の生活や最期の迎え方、その後の諸手続きについて、おひとり様が行う終活に準じて備えておくと安心です。

 

 

おひとりさまの終活としてするべきこと

おひとりさまの終活は、後の面倒を見てくれる家族がいる人の終活とは異なります。
おひとり様の終活として必要なことを以下に挙げます。

  1. 1. 身辺整理・断捨離
    自分の持ち物を整理し、不要なものを処分することで、万が一の際に遺された人々の負担を軽減できます。また、生活空間を整えることで、日々の生活の質を向上させることができます。
  2. 2. 財産管理・資産運用
    自分の財産状況を把握し、適切に管理・運用することが重要です。これには、銀行口座や不動産、保険などの整理が含まれます。また、遺産相続に関するトラブルを防ぐため、遺言書の作成も検討すべきです。
  3. 3. 葬儀・お墓の準備
    自分の希望する葬儀の形式やお墓の場所を事前に決めておくことで、遺された人々の負担を軽減できます。
  4. 4. 死後事務委任契約の締結
    自分の死後の手続きを代行してもらうために、信頼できる第三者と死後事務委任契約を結ぶことが有効です。これにより、葬儀や役所への届け出などの手続きを確実に行ってもらえます。
  5. 5. 孤独死の対策
    おひとりさまの場合、孤独死のリスクが高まります。これを防ぐため、地域のコミュニティや友人とのつながりを大切にし、定期的な連絡を取り合うことが重要です。また、見守りサービスの利用も検討すると良いでしょう。
  6. 6.エンディングノートの作成
    エンディングノートは、自分の希望や思いを伝えるためのツールです。これには、延命治療の希望、葬儀の形式、財産の分配方法などを記載します。法的効力はありませんが、遺された人々への大きな手助けとなります。

 

 

おひとりさまの終活の進め方

おひとりさまの終活は、ご自身の希望に沿った最期を迎えるために非常に重要です。ここでは、おひとりさまが終活を進める上で気を付けるべき点と、具体的な進め方について説明します。

  1. 1. 現状把握と目標設定:
    ご自身の健康状態、財産状況、希望する最期などを整理し、終活の目標を設定しましょう。
  2. 2. 情報収集と計画:
    終活に関する情報を集め、自分に必要なことは何かをピックアップし、具体的な計画を立てましょう。
    エンディングノートを作成し、ご自身の希望や情報をまとめておきましょう。
  3. 3. 財産整理と管理:
    預貯金、不動産、有価証券などの財産を整理し、管理方法を決め、エンディングノートに記載しましょう。
    相続対策として、遺言書の作成や生前贈与などを検討しましょう。
  4. 4. 医療・介護の準備:
    延命治療や尊厳死など、ご自身の医療・介護に関する意思を明確にしましょう。
    必要であれば、信頼できる医療機関や介護施設について、情報収集を行いましょう。
    入院や老人ホーム入居時に供え、身元保証についても対策を講じましょう。
  5. 5. 葬儀・納骨の準備:
    ご自身の希望する葬儀形式や納骨方法を決めましょう。
    葬儀についての情報収集を行うとともに、事前相談をし、費用の見積を取ってみましょう。
    葬儀の内容を事前に決め、費用を預けられる葬儀信託の活用も検討しましょう。
  6. 6. 死後事務の準備:
    死後に必要となる年金停止や健康保険資格喪失手続き、クレジットカードの解約、確定申告等、死後の事務処理を誰に依頼するかを決めましょう。
  7. 信頼できる人を選び、死後事務委任契約を依頼しましょう。
  8. 7. 見守り体制の構築:
    見守りサービスや地域のコミュニティなどを活用し、孤独死のリスクを減らしましょう。
    定期的に連絡を取り合える友人や知人との関係を大切にしましょう。
  9. 8. 定期的な見直し:
    終活の内容は、状況の変化に合わせて定期的に見直し、適宜必要な対応をしていきましょう。
    その際には、エンディングノートにその内容を反映したり、遺言書の内容を更新しましょう。

 

 

おひとり様の終活を任せられるサービス

おひとり様の終活は、葬儀、死後の諸手続き、お墓まで自分自身で滞りなく行われるよう手配する必要があるうえ、生前の生活から闘病のための入院や介護施設への入居など「もしも」への備えも必要です。
おひとり様の終活をするうえで、介護施設への入居や病院への入院の身元保証、日々の生活の見守りなど葬儀や納骨の手配、死後の諸手続きの代行等をサービスとして提供する業者を探し、それぞれと契約することは手間と時間がかかり、かつ契約手続き自体もそれぞれ行うため、負担に感じる方もいらっしゃいます。

また、おひとり様向け終活サービスは増えてきている一方で、運営会社の破綻や倒産、預託金の返金トラブル等も発生しています。こうしたトラブルを回避し、確実にサポートを受けられるサービス提供者を一つひとつ探すのは、簡単なことではありません。

 上場企業の株式会社ニチリョクが提供している「ニチリョクの安心パックプラン」は、おひとり様が必要とする生前から死後までのさまざまなサポートを一つにまとめたサービスです。

安心パックプランに含まれる項目

  • 安心コール
  • 生活サポート(お買い物の付き添いや代行・通院や受診中の見守り・運動を兼ねた散歩・趣味やお話の相手・夜間のトイレの介助 等)
  • 見守りサポート
  • 老人ホーム紹介
  • 相続人調査
  • 相続財産調査
  • 任意後見契約書作成
  • 公正証書遺言作成
  • 財産管理委任契約書作成
  • 死亡直後の緊急対応
  • 火葬に関する手続き・ご葬儀
  • 死後事務委任契約書作成

※オプション:不動産鑑定再調査・遺言執行人
対象エリアは現在は東京都・神奈川県・千葉県・埼玉県(茨城県は応相談)。
葬儀費用や納骨等の預託金は、内閣総理大臣の免許又は登録を受けた信託会社で管理をしますので、全額が保護されます(信託法23条及び25条並びに信託契約の定めによる)。

いろいろな業者の選定と契約に負担を感じる方は、こうしたおひとり様向けの終活サービスを利用することも選択肢に入れておくと良いでしょう。

このように、おひとり様の終活には、後の面倒を見てくれる人のいる方の終活とは異なり、自分自身の晩年を自分で備える必要がある分、対応しなければならないことが多くなります。
だからこそ、元気なうちから終活を行い、残りの日々を安心して過ごせるようにすることが大切です。

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